行事報告

生物生産科ガーデニングコース今年度の成果⑤

 今年度110周年を迎えた大泉高等学校では昔から使われてきた花壇があります。生物生産科ガーデニングコースでは校内美化の一環としてこれらの花壇にパンジーやニチニチソウを植栽しています。今年度は科目「課題研究」において、この古い花壇をよりきれいに装飾し、花壇管理の効率化を図るため、木材でカバーを作り、マルチシートを設置できるようにすることで雑草対策を行いました。

生物生産科ガーデニングコース今年度の成果④

 生物生産科ガーデニングコースでは校内における整備必要箇所の改善にも取り組んでいます。今年度は科目「課題研究」において、デッドスペースを活用したレイズベッドの施工を行いました。数十年前の先輩達が施工した橋や使われていない花壇を解体し、広く使用できるスペースに改善。卒業制作も兼ねて、デザインから施工までの一連の作業を行い、効率的に使用できる場所へと作り替えました。

生物生産科ガーデニングコース今年度の成果③

生物生産科ガーデニングコースでは授業で学んだ知識と技術を活かした商品開発にも取り組んでいます。今年度は「クリスマス商戦にむけた商品開発」をテーマに、木材で作った六角ポットを使用した「ポインセチア」や「クリスマスの寄せ植え」、多肉植物を植えた「コンクリートポット」を商品化しました。作った商品は本校主催の販売イベント「泉農フェア」で販売し、約1時間で完売するほど盛況でした。

生物生産科ガーデニングコース今年度の成果②

 生物生産科ガーデニングコースでは学習で得た技術を活かして校内の美化にも取り組んでいます。今年度は科目「課題研究」において、管理の行き届いていなかった花壇を和風庭園に作り替えました。雑草対策として研究で培った自作の固まる砂を使用、川の流れを模したデザインに四季の移り変わりをイメージした花手水鉢を設置しました。夜には手水鉢と壁がライトアップされる仕様となっています。

施工前の状態完成した庭園

生物生産科ガーデニングコース今年度の成果①

 生物生産科ガーデニングコースでは授業の一環として校内の整備・美化にも取り組んでいます。今年度は科目「課題研究」において、デッドスペースを活用したウッドデッキとウッドフェンスの施工を行いました。近年、ゴミや瓦礫の集積所と化していたデッドスペースに、コンクリートの基礎を設置して生徒デザインのウッドデッキとウッドフェンスを制作しました。デザインから施工までの一連の作業を生徒達が一年間かけて行い、より効率的に使用できる場所へと作り替えました。

施工開始前の状態完成したウッドデッキとフェンス施工中

「地域創生フォーラム群馬2023」への生徒参加

 2月11日(土)、関東学園大学において地方創生研究所主催の「地方創生フォーラム群馬2023」が開催されました。本校からグリーンサイエンス科の植物バイオ研究部、微生物バイオ研究部の部員が参加し、同科2年がパネリストとしてテストマーケティングの報告やプロジェクトロゴマークについての説明を行いました。今回、産学官連携により誕生した太田6次産業化ラボ(通称:おおた6ラボ)では、太田市産のサツマイモを活用した新商品の開発が進められており、商品名やロゴについても生徒たちが提案を行っています。ロゴについては本校生徒が考案したものが正式に採用され、今後様々な商品のPR活動に使われていく予定です。

  

①フォーラムに参加する部員たち  ②パネリストとして参加      ③講義を聞く部員

予餞会(3年生を送る会)

 2月9日(木)2年ぶりとなる予餞会を実施することができました。感染予防対策の為、全校生徒での体育館参加ではなく1年生のみ教室での動画配信視聴となりましたが、無事実施できました。各有志団体は卒業する3年生へのメッセージをはじめ、歌やダンス、バンド演奏などを披露しました。また、予餞会の運営には生徒会や農業クラブ役員、演劇部などが協力し、1~3年生全体で15団体が発表を行いました。

  

 ①前日の準備          ②前日リハーサル         ③生徒会企画クイズ大会

  

 ④3年生ダンス          ⑤3年生バンド          ⑥3年生弾き語り

  

 ⑦2年生バンド          ⑧有志ダンス          ⑨真剣に発表を見る在校生

  

 ⑩会を楽しむ3年生        ⑪吹奏楽部の演奏        ⑫教員バンド

グリーンサイエンス科2年 課題研究計画発表会

2月9日(木)、2年生による課題研究計画発表会が、同科1年生を交えて行われました。先日行われた3年生の課題研究発表会をお手本に、2年生は初めて人前で行うプレゼンテーションに緊張と不安を抱きながらも、各自これから1年間自分が取り組む研究の内容について説明することができました。

課題研究テーマ例

〈生物応用コース〉

 ・新聞紙巻き取り廃材を使用したヒラタケ栽培の研究

 ・廃棄ジャガイモのデンプンを活用した加工品の研究 等

〈植物科学コース〉

 ・ヤマトイモの茎頂培養に関する研究

 ・オリーブの大量増殖に関する研究 等

  

生物応用コース①         生物応用コース②         生物応用コース③ 

  

 植物科学コース①        植物科学コース②         植物科学コース③

グリーンサイエンス科 選択授業(農産物加工)七味唐辛子の調合

 農産物加工の授業内で栽培した唐辛子やゴマを活用して、七味唐辛子の調合を行いました。校内で収穫した柚子やミカンの皮も加え、生徒各々がパッケージを考え、自分の好みに合わせて7つの食材選び、調合しました。一つ一つの作物の栽培や、乾燥加工などは大変でしたが、最後に世界に1つだけの製品が完成し、学習の面白さと達成感を味わうことができました。

  

   ①調合前の材料        ②各々が調合        ③調合した材料

  

   ④材料をよく混ぜる     ⑤自らデザインしたラベル貼り   ⑥生徒が自ら作成したラベル

グリーンサイエンス科3年 課題研究発表会

2月3日(金)、3年生による課題研究発表会が、同科1・2年生を交えて行われました。午前中は、植物科学コース・生物応用コースごとに分かれてパネルでの発表が行われ、優秀発表者を決定しました。午後は、各コース3名の優秀発表者がパワーポイントでの発表を行いました。

 各生徒、自らが設定したテーマを元に、実験方法や研究結果、今後の課題などについて説明し、1年間の集大成を発表することができました。また、1・2年生も積極的に質問を行い、来年度に向けて新たな視野を広げることができました。

  

 生物応用コース:発表①      生物応用コース:発表②      生物応用コース:発表③

  

  植物科学コース:発表①     植物科学コース:発表②      植物科学コース:発表③

  

  パワーポイント発表①       パワーポイント発表②      パワーポイント発表③ 

  

 課題研究日誌(優秀賞)      優秀賞入賞者(発表部門)    優秀賞入賞者(日誌部門)

3学期が始まりました

1月10日(火)、3学期が始まりました。始業式は新型コロナウイルス感染予防の観点から、オンラインで始業式は実施しました。校長からは今年の干支にちなみ、油断することなく努力することの大切さやウサギの跳躍力になぞらえ、得意分野を伸ばすことの大切さ等についての訓話がありました。また、交通委員が昨秋の「高校生サイクルサミット」の報告を行い、交通安全に関する意識を高めることができました。 

       

  校長訓話            始業式の風景(教室)①

 

        

  諸連絡(生徒指導主事)         始業式の風景(教室)② 

 

        

 高校生サイクルサミットの報告(交通委員の生徒)  高校生サイクルサミットの報告(教室)

「冬の学校説明会」を行いました

12月27日(火)、感染予防を行いながら「冬の学校説明会」を開催し、35名の中学生のみなさんに参加していただきしました。説明会では学科の概要や進路実績、入試の説明だけではなく、施設見学等を実施しました。本校生徒は受付や学科概要の説明、司会進行に取り組み、中学生を歓迎しました。今回の説明会で知り得たことを中学生のみなさんの進路選択の参考にしていただければ、と思います。

  

受付風景            司会(演劇部)            校長挨拶

 

  

   学科説明(生物生産科)        学科説明(普通科)     施設見学(グリーンサイエンス科)

 

  

  施設見学(食品科学科①)     施設見学(食品科学科②)     施設見学(生物生産科)  

2学期の終業式を行いました

本日(12月23日)、2学期の生徒表彰、生徒会・農業クラブ役員の認証式、終業式を行いました。式はいずれも新型コロナウィルス感染症対策として、リモートでの実施となりました。終業式では、校長が2学期のデータを示しながら今学期を振り返り、将来の自分の姿をイメージして生活することや、新年を迎えるにあたり、具体的な目標を立てることの大切さ等に関する訓話がありました。3学期の始業式は1月10日(火)となります。 

  

    表彰風景①            表彰風景②           生徒会役員認証式

  

  新生徒会役員あいさつ       農業クラブ役員認証式     新農業クラブ役員あいさつ

   

   終業式(校長訓話)        諸連絡(教務主任)      終業式風景(教室) 

グリーンサイエンス科1年(総合実習) GMY培地の作成

 グリーンサイエンス科1年生の総合実習において、GMY培地の作成実習を行いました。GMY培地とは、酵母エキス・麦芽エキス・寒天を使用した培地で、キノコなどの菌糸の培養に使用します。また、今後の実験で使用するシャーレやメスなどの実験器具の殺菌準備を行いました。

今後の実験では自ら作成したGMY培地に、メスやピンセットを使用し、シイタケやヒラタケ等のキノコ類から組織を分離し、培地への移植を行う予定です。

      

1メスシリンダーに移す      2メスアップ中

 

3アルミ栓をして殺菌       4実験器具の殺菌準備

秋の泉農フェア実施

11月26日(土)、本校にて「秋の泉農フェア」を実施しました。日頃生徒達が学習した成果として、生物生産科ではネギやブロッコリーなどの野菜、シクラメンやパンジーなどの草花等、グリーンサイエンス科では乾燥キクラゲや観葉植物、食品科学科では味噌や焼き菓子等を用意し販売を行いました。また、グリーンサイエンス科ではバイオ体験も実施され好評でした。午前中のみの開催でしたが、約600人を超える来場者にお越しいただき、生産物等を完売することができました。

来年の春にも「春の泉農フェア」を開催し、野菜苗等の販売を予定しています。どうぞお越しくださいませ。

  

   パンジーの寄せ植え        サンセベリア          野菜の販売の様子

 

 食品科学科での販売の様子       販売会場全体

創立110周年記念式典・講演会が挙行されました

11月22日(火)、洋泉興業大泉町文化むらで、創立110周年記念式典と講演会を実施しました。記念式典は100名を超える来賓の方をお迎えし、これまでの本校の歴史を振り返り、これからの本校の歴史や役割へ思いを新たにするものとなりました。記念講演会では、本校の卒業生で、群馬県農政部技術支援課の 山本 光一 様を講師にお招きし、「群馬県の農業について」として、群馬県の農業の特徴や取り組み等について、具体的なデータを示しながら、わかりやすくお話いただきました。

 

  

    受付風景            開式の辞         河添和子・県教育委員挨拶

                           

    

校長式辞             来賓祝辞             生徒誓いの言葉

 

  

       感謝状贈呈          記念講演会・山本光一様①      記念講演会・山本光一様②     

 

   

   生徒代表謝辞         係生徒(来賓対応)①       係生徒(来賓対応)②

 

租税教室を開催しました

11月11日(金)から17日(木)は「税を考える週間」ですが、これに先立ち11月9日(水)に、普通科の2年生と1年生を対象にそれぞれの教室で「租税教室」を行いました。今回は関東信越税理士会・館林支部長の大島孝之税理士と青田多恵乃税理士に講師を依頼し、「税理士のしごと」をテーマとして出張講義が実施されました。今回の授業を通じて、生徒たちは自分自身の職業適性や職業を通した社会貢献の在り方等について深く考えるよい機会となりました。 

   

青田税理士による授業        大島税理士のアドバイス

 

     

      授業風景            テキスト『税理士って?』    

中学生向け第2回体験学習を行いました

11月5日(土)午後、中学生向け第2回体験学習を行いました。新型コロナウィルス感染症の予防対策を行いながら、本校の生徒たちが講師やアシスタント、受付などを務めました。当日は約100名の中学生が各科の授業を体験しました。12月27日(火)には本校を会場に「冬の学校説明会」を開催する予定です。中学生にとって大切な進路選択の一助になれば幸いです。

  

 

  

普通科の授業風景 ~日本史B 小泉神社に行ってきました~

10月31日(月)、2年普通科で日本史Bを選択している生徒16名が、平安時代の学習の一環として町内の小泉神社に校外学習に行きました。神主の井上様のご厚意で、拝殿で神社の沿革や町の指定文化財である社殿について解説していただきました。生徒たちは校外学習を通じて、この地域の方たちが地域社会の向上と文化の創造や発展に努力したことを具体的に理解し、秋晴れの中で歴史と文化に親しむことの楽しさを満喫していました。

    

    

    

海なし群馬県高校生による海を守る地域清掃活動

 10月11日(火)、普通科3年生の生徒が中心となり「海なし群馬県高校生による海を守る地域清掃活動」が学校周辺で実施しました。参加者は普通科1~3年生の有志生徒・JRC部員・本校職員・大泉町役場職員と共に行いました。

普通科の3年生は昨年度からプラスチックごみの自主的な分別活動を教室で始めました。このことをきっかけにして、現在は普通科3年生の「総合的な探究の時間」の授業の中で、学校全体や地域住民に分別活動を広めるため6つのプロジェクトチームで活動しています。今回は、「地域清掃」を探究テーマとする班が主体となり、参加した25名が2コースに分かれ、マスクやペットボトル、たばこなどのごみを多く集めました。今後、集められたごみを分類・分析を行い、プラスチックごみの削減につなげる活動をしていきます。

一見、生徒たちのゴミ拾いは海とは関係無いように感じますが、実は身近な道に落ちているゴミは、雨などで道路の側溝に流れ、川から海に渡り、最終的に海洋ゴミとなります。生徒たちの行った清掃活動が、地域を綺麗にするというだけでなく、海の環境改善にも繫がることを期待しています。

  

 1 まずは実施内容を説明    2 用水路脇などのゴミ拾い   3 街路樹の下にもゴミを発見

  

 4 拾ったものを分別      5 袋いっぱいのゴミ      6 学校で細かく分類