行事報告
グリーンサイエンス科1年 味噌の仕込み
3月13日グリーンサイエンス科1年「食品微生物」の授業にて、味噌の仕込みを行いました。1年間を通して、食品と微生物の関係について学び、食中毒や病気の原因となる微生物から、味噌や醤油・鰹節など私たちの生活に欠かせない食品をつくる微生物まで、幅広く学んできました。今回は1年間の総仕上げとして、群馬県産の大豆と糀を使用した味噌を作りました。
①2時間大豆を煮る ②大豆をつぶす ③今回使用した糀
④味噌玉つくり ⑤樽に詰め込み ⑥10か月後の完成を目指す
令和6年度第112回卒業証書授与式
3月3日(月)、冷たい雨が降る中、本校体育館おいて令和6年度第112回卒業証書授与式が挙行され、145名の卒業生が大泉高校を巣立っていきました。会場には生物生産科が栽培したサクラソウなど多くの花が装飾され、会場を更に華やかに彩りました。
卒業生のみなさん、卒業おめでとう!
入場する卒業生 最後の呼名ををする担任 名前を呼ばれ起立する卒業生
普通科の代表生徒 厳粛な雰囲気の中行われた 校長式辞
送辞(在校生代表) 答辞(卒業生代表) 清々しい表情の卒業生
教室にて最後のHR 担任より卒業証書を手渡す 最後の授業をする担任
皆で撮る最後の集合写真 生徒に手渡された卒業証書
令和6年度第112期卒業生同窓会入会式
2月28日、同窓会会長松本様と副会長菊地様のご臨席のもと、令和6年度第112期卒業生同窓会入会式が本校にて行われました。式では、成績優秀者表彰等が行われ、学業のみならず部活動や農業クラブ活動で顕著な成績を残した生徒の表彰が行われました。また、同窓会係としての各クラス代表生徒の紹介も行われ、同窓会より記念品として卒業生に印鑑が授与されました。
同窓会長の挨拶 成績優秀者表彰 部活動等で活躍した生徒
多くの生徒が資格取得した 同窓会クラス代表 卒業生代表挨拶
生物生産科 グリーンサイエンス科 食品科学科
普通科
生物生産科ガーデニングコース3年生 今年度の卒業制作作品
生物生産科ガーデニングコースでは二年間に及ぶ造園学習の成果発表として、2人一組のチームに分かれて「卒業制作作品」を施工しました。校内のデッドスペースを活用し、デザインの立案、決められた予算内での資材や植栽の選定、木材の加工や施工に至るまでを約3ヶ月間かけて完成させました。
生物生産科ガーデニングコース課題研究成果⑤
本校の農場にある草花用の植栽スペースは面積も広く、十数年前の先輩達が施工した橋や土壌流出を防ぐための大きな自然石がたくさんあり、雑草もたくさん生えるので管理作業が困難でした。そこで、過去の制作物を解体し、植栽や雑草、自然石を取り除き、整地して広く使用できるスペースに改善しました。3年前から始めたこの作業では、昨年度までに先輩方が2基のレイズベッドを作成。今年度はレイズベッド周辺の舗装作業とレイズベッドの再塗装を行いました。これにより雨による泥はねの影響も少なく、除草等の管理作業も軽減できた活用性の高い花壇に作り替えることができました。
生物生産科ガーデニングコース課題研究成果④
生物生産科ガーデニングコースでは授業の一環として校内の整備・美化にも取り組んでいます。昨年度は旧豚舎前の邪魔な樹木を伐根して荒廃した花壇を整備し、ウッドウォールの施工を行いました。今年度はウッドウォール裏のデッドスペースをコンクリート舗装し、花壇として活用していた場所にウッドデッキを1/3作成しました。これにより、除草作業を軽減し、景観の向上を図ることができました。今後はウッドデッキの続きを完成させ、プランターや鉢植えなどの植栽による装飾を行う予定です。
生物生産科ガーデニングコース課題研究成果③
生物生産科ガーデニングコースが使用している造園実習室前には過去、授業で生徒達が施工した庭園があります。この庭園は竹垣が古くなり、土留めのブロックも崩れ、植栽も通行の妨げになっていました。そこで昨年度から科目「課題研究」において、この庭園を施工し直し、ウッドデッキやウッドフェンスを施工、植栽を移植し、通路もインターロッキングブロックで舗装して拡張ました。今年度は土留めのブロックの撤去とアスファルトによる舗装、松の周辺の防草対策としてコンクリート平板の設置、簡単に撤去可能なパーテーションタイプの竹垣の施工を行い、実用性の向上と管理作業の軽減、安全性の確保と景観美化を実現することができました。竹垣には梅の花をデザインした竹灯籠を8本設置し、松竹梅をモチーフにした和モダンな庭園が完成しました。
生物生産科ガーデニングコース課題研究成果②
本校は以前から造園関連の学習において大量の砂や砂利を扱ってきました。しかし、その砂や砂利を管理する場所は時代と共に管理がおろそかとなり、ゴミや瓦礫のたまり場となってしまっていました。そこで、生物生産科ガーデニングコースでは3年前からこの旧砂置き場の改善と有効活用に取り組んできました。瓦礫の撤去と片付けに始まり、排水口の整備とウッドフェンスの設置、砂置き場のコンクリート枠をそのまま活用したウッドデッキの施工と作業が進み、今年度は高くて活用しにくかったウッドデッキに一段低いデッキを増設。汚れや劣化によるひび割れ等の補修作業も行い、登りやすく活用しやすいウッドデッキに仕上げることができました。
生物生産科ガーデニングコース課題研究成果①
生物生産科ガーデニングコースの科目「課題研究」において、木材で作った六角ポットを使用したクリスマス用商品の開発や、コンクリートポットに多肉植物を植栽した新商品の開発を行いました。11月末のイベントでの販売を目標に、クリスマス商戦にあわせた商品レイアウトや販売ポップを検討、商品の売れ行きを数値化して市場調査にも挑戦しました。計画から販売までの一連の準備を計画的に実施し、イベントは大盛況。今年度はコンクリートポットを活用した植栽体験も行い、多くの方に学習内容をPRすることができました。
令和6年度生物生産科課題研究代表者発表会
1月29日(水)5・6時間目を使用して令和6年度生物生産科課題研究代表者発表会を開催しました。生物生産科では野菜・草花・作物・ガーデニングの4分野に専攻分けし、それぞれの分野に関連した研究活動を行います。この日は各分野の発表会で選ばれた3学年の代表者8組と園芸コース、ガーデニングコース、それぞれのコースで選出された2学年の代表者2組が今年度の課題研究の成果を発表しました。
「課題研究」は調査、計画、実行、検討、再挑戦を繰り返し、課題解決に向けた考え方と実践力を身につけるための授業です。代表者は研究成果を堂々と発表し、生物生産科長の永井先生からは「内容の濃い研究発表であった」と3年間の集大成を称える講評がありました。
予餞会を実施しました
2月7日(金)、校内で予餞会を実施しました。今年は21団体が参加し、ダンスやコント、歌・動画で会場を盛り上げました。どの企画も完成度が高く、3年生はもちろん、1・2年生も大きな歓声や拍手を送っていました。
①開会の挨拶をする校長先生 ②3年生の各クラス代表 ③今日を楽しみにしていた3年生
④生徒会企画 ⑤3年生の有志 ⑥元生徒会長からもメッセージ
⑦3年生の有志 ⑧運動部の有志 ⑨思いっきり楽しむ3年生
⑩2年生の有志
加工実習「キムチ」
グリーンサイエンス科3年生は地域資源活用の授業で自らが栽培した白菜で「キムチ」の加工実習を行いました。9月末に播種を行い、その後定植・栽培管理、年末には霜枯れを防ぐため外葉を縛り、寒さから守る作業もしました。
ただ栽培するだけでなく、加工まで通して学べるのはグリーンサイエンス科の特徴です。
①リンゴやショウガなどを調合 ②混ぜ合わせたヤンニョム(漬けタレ)
③塩漬けした白菜に一枚一枚塗る ④丁寧に塗ると早く味が染み込む
⑤全体に揉みこむ ⑥出来上がったキムチ
グリーンサイエンス科 課題研究発表会を実施しました
1月31日(金)、イオンモール太田にてグリーンサイエンス科3年生の課題研究発表会を行いました。午前中はポスター発表を行い、午後は研究優秀者によるスライド発表を行いました。
3年は2年次より供試材料の決定・テーマ決定などを行い、1年間かけて研究を重ねてきました。なかなか実験がうまくいかず、再実験や研究テーマの変更など様々なトラブルはありましたが、今日こうして最終の発表会を迎えることができました。保護者の方々も多数来場いただき、3年間の学習の成果を無事発表することができました。
①入場待ちをする来場者 ②生徒と来場者で開会式を実施 ③後輩たちに丁寧に説明する生徒
④真剣に聞く後輩たち ⑤積極的に質問の行われた ⑥研究優秀者によるスライド発表
食品科学科2年生 大泉高味噌の仕込み
食品科学科では、特別実習として2年生を対象に味噌の仕込みが始まりました。
1クラス2班に分かれて1週間ずつの計2週間、全ての工程を生徒の手作りで行います。生徒たちは楽しみながらも衛生管理に十分配慮しながら作業を行っています。
①米の洗浄 ②米の蒸煮 ③種付け ④麹切り返し
⑤大豆蒸煮 ⑥混合 ⑦味噌玉 ⑧樽詰め
大泉ユネスコ協会 世界遺産写真展 写真部出展
【イベント内容】
・1月26日(日)まで大泉町にある洋泉興業大泉町文化むら展示室で実施。入場料は無料。
・大泉高校は写真部員が沖縄の修学旅行で撮影した世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群内の首里城守礼の門」と校外撮影会で撮影した群馬県内の世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群内の田島弥平旧宅」の写真を展示。
世界の発酵食品について発表しました
グリーンサイエンス科1年生の「食品微生物」の授業において、『世界の発酵食品について』と題して発表会を行いました。
41名の生徒が、各々世界の発酵食品について調べ、スライドにまとめパワーポイント発表を行いました。各自、発酵食品の国名や原材料、どのような工程で作られるかなど写真やアニメーションを入れたスライドで発表し、質疑応答を行いました。
世界一臭い食品や、魚醤でも国によって原材料が違うなど、世界各国の発酵食品を知る良い機会となりました。
①視聴覚室での発表 ②マッサ:イタリア ③シュールストレミング:スウェーデン
④テンペ:インドネシア ⑤ホンオフェ:韓国 ⑥バルサミコ酢:イタリア
グリーンサイエンス科2年 総合実習「大根の加工~漬物たくあん~」
グリーンサイエンス科2年生の総合実習でたくあんの袋詰めを行いました。これは、6次産業化について学ぶ授業の一環で、生徒たちが自ら昨年9月に種を播き、除草などの管理を経て、12月に収穫・干し大根を作りをし、年末に麹や米ぬか・砂糖・塩とともに漬け込みました。3週間の漬け込みが終わり、たくあんを取り出しました。その後、真空包装し、ポップや食品表示ラベルを貼り、グラムごとの価格決定を行ました。
生徒たちは、大根1本を生で販売する価格と加工して販売するのでは付加価値により大きな違いがあることに気づくことができました。
①樽出ししたたくあん ②袋に入るサイズにカット ③真空用の袋に入れる
④真空器で真空・接着 ⑤ラベルの貼り付け ⑥様々なPOPデザイン
グリーンサイエンス科1年生 総合実習「GMY培地の調整」
グリーンサイエンス科1年生物応用コースの総合実習で、「キノコ用GMY培地の調整」を行いました。この実験からコースごとの実習になり、今まで以上に専門分野の学習に取り組んでいきます。今回作成した培地は、来週ブナシメジの子実体分離の実験に使用します。メスやクリーンベンチを使った実験に生徒たちも楽しみなようです。
①使用した酵母などの薬品 ②試薬の計量 ③協力して実験に取り組む生徒
④試薬の調合作業 ⑤メスアップ作業 ⑥各自が実験の準備も行う
秋の泉農フェア
11月23日(土)秋の泉農フェアを開催しました。天気にも恵まれ、1,300人以上の来場者にも足を運んでいただき、生徒たちが日頃学習の中で育てた野菜や草花・加工品などを販売することができました。
また、恒例のクリスマスリース作りやスポンジケーキ作り、バイオ体験、きのこストラップ作りなど体験コーナーも人気で、多くの来場者に楽しんでいただくことができました。次回の泉農フェアは来年の4月になります。また皆さんのお越しをお待ちしております。
①収穫した白菜 ②キャベツやブロッコリーも ③ポインセチアの管理をする生徒
④前日の販売準備 ⑤食品科学科もプリンの仕込み ⑥当日、開門と同時に満車に
⑦野菜会場は長蛇の列 ⑧篭いっぱいの野菜 ⑨会計も生徒が担当
⑩花売り場も大盛況 ⑪管理方法を説明する生徒 ⑫ガーデニングコースの販売
⑬好評のスポンジケーキ体験 ⑭Xmasリース作りも長蛇の列に ⑮キノコストラップ作りは無料
2年生 沖縄へ修学旅行
11月10日から3泊4日で、2年生の修学旅行が行われました。本校は毎年沖縄に行っており、群馬とは異なる風土や食事・文化を満喫することができました。
1日目:首里城・国際通り班別行動
2日目:平和学習・個別体験学習(文化体験・マリン体験等)
3日目:美ら海水族館・クラス別行動(パイナップルパーク・古宇利島・アメリカンビレッジ・フクギの丘)
4日目:移動日
①首里城は再建中 ②国際通りで夕食 ③何度も食べたブルーシールアイス
④A&Wも満喫 ⑤ソーキソバも美味しい ⑥海はキレイでした
⑦サイクリング体験 ⑧星砂の小物作成 ⑨ホテル前のビーチにて