行事報告
租税教室を開催しました
11月11日(金)から17日(木)は「税を考える週間」ですが、これに先立ち11月9日(水)に、普通科の2年生と1年生を対象にそれぞれの教室で「租税教室」を行いました。今回は関東信越税理士会・館林支部長の大島孝之税理士と青田多恵乃税理士に講師を依頼し、「税理士のしごと」をテーマとして出張講義が実施されました。今回の授業を通じて、生徒たちは自分自身の職業適性や職業を通した社会貢献の在り方等について深く考えるよい機会となりました。
青田税理士による授業 大島税理士のアドバイス
授業風景 テキスト『税理士って?』
中学生向け第2回体験学習を行いました
11月5日(土)午後、中学生向け第2回体験学習を行いました。新型コロナウィルス感染症の予防対策を行いながら、本校の生徒たちが講師やアシスタント、受付などを務めました。当日は約100名の中学生が各科の授業を体験しました。12月27日(火)には本校を会場に「冬の学校説明会」を開催する予定です。中学生にとって大切な進路選択の一助になれば幸いです。
普通科の授業風景 ~日本史B 小泉神社に行ってきました~
10月31日(月)、2年普通科で日本史Bを選択している生徒16名が、平安時代の学習の一環として町内の小泉神社に校外学習に行きました。神主の井上様のご厚意で、拝殿で神社の沿革や町の指定文化財である社殿について解説していただきました。生徒たちは校外学習を通じて、この地域の方たちが地域社会の向上と文化の創造や発展に努力したことを具体的に理解し、秋晴れの中で歴史と文化に親しむことの楽しさを満喫していました。
海なし群馬県高校生による海を守る地域清掃活動
10月11日(火)、普通科3年生の生徒が中心となり「海なし群馬県高校生による海を守る地域清掃活動」が学校周辺で実施しました。参加者は普通科1~3年生の有志生徒・JRC部員・本校職員・大泉町役場職員と共に行いました。
普通科の3年生は昨年度からプラスチックごみの自主的な分別活動を教室で始めました。このことをきっかけにして、現在は普通科3年生の「総合的な探究の時間」の授業の中で、学校全体や地域住民に分別活動を広めるため6つのプロジェクトチームで活動しています。今回は、「地域清掃」を探究テーマとする班が主体となり、参加した25名が2コースに分かれ、マスクやペットボトル、たばこなどのごみを多く集めました。今後、集められたごみを分類・分析を行い、プラスチックごみの削減につなげる活動をしていきます。
一見、生徒たちのゴミ拾いは海とは関係無いように感じますが、実は身近な道に落ちているゴミは、雨などで道路の側溝に流れ、川から海に渡り、最終的に海洋ゴミとなります。生徒たちの行った清掃活動が、地域を綺麗にするというだけでなく、海の環境改善にも繫がることを期待しています。
1 まずは実施内容を説明 2 用水路脇などのゴミ拾い 3 街路樹の下にもゴミを発見
4 拾ったものを分別 5 袋いっぱいのゴミ 6 学校で細かく分類
グリーンサイエンス科2年 地元幼稚園児とのサツマイモ掘り
グリーンサイエンス科2年生40名の生徒が、総合農場において、地元の認定こども園松原幼稚園の年長組・年中組の園児約140名とともに、サツマイモの収穫を行いました。当日は、たくさんのサツマイモを収穫することができ、園児たちはとても喜んでいました。生徒たちにとっても、子どもたちと触れ合い、食育体験を一緒にできたことは、とても良い経験となりました。
①年中組さんと挨拶 ②サツマイモはあるかな? ③お芋あったよー!
④お芋はどこかな? ⑤みんな真剣に芋掘り中 ⑥袋いっぱいのお芋
⑦年長組さんと挨拶 ⑧さっそく芋掘り ⑨お芋重たいな~
群馬クレインサンダーズスクール生✕大泉高校 芋掘り体験!
10月29日(土)群馬クレインサンダーズのスクール生12名と保護者の方が来校し、本校にてサツマイモの収穫体験とバイオ体験を行いました。バイオ体験では、サツマイモの苗やサボテンの植物片をピンセットを使って小さな瓶の中に植える実験を行いました。初めて本格的な実験器具を使用し、最初は戸惑っていたものの、高校生達に習って上手に苗を植え付ける事ができました。
サツマイモ掘り体験では、皆どろんこになりながらも、大きな芋が土の中から出てくると歓声をあげ、袋いっぱいのサツマイモを収穫することができました。
今後も、大泉高校が地域の子供達の食育活動に少しでも寄与できれば嬉しく思います。
1 真剣に説明を聞く子供達 2 白衣を着て実験中 3 完成した植物体
4 サツマイモはどこかな? 5 保護者の皆様も一緒に 6 大きな芋がゴロゴロ
7 大きなお芋を両手に
グリーンサイエンス科2年(生物応用コース)バイオリアクターによるアルコール発酵実験
2年生が生物応用学の授業でバイオリアクターによるアルコール発酵実験を行いました。バイオリアクターとは固定化した酵素と水溶液を用いて、何度も発酵反応を行うことができるように工夫された装置のことをいいます。今回はパン酵母であるドライイーストをアルギン酸ナトリウムで固定化し、水溶液としてオレンジジュースやブドウジュース・リンゴジュースを用いてアルコール発酵(二酸化炭素を発生)実験を行いました。
ジュースの種類や液体の温度によって発酵速度や、二酸化炭素発生量が異なることが分かり、とても興味深い実験を行うことができました。
1ドライイーストを固定化 2固定化した酵母を水で洗浄 3酵母を実験器具に充填
4実験器具にジュースを充填 5発酵中の様子を観察
グリーンサイエンス科2年 廃棄される柿の活用(干し柿)
2年生の地域実践の授業で、干し柿(柿チップ)作りを行いました。この柿は農家さんのご厚意により余分な柿をいただき加工処理を行いました。実際に渋柿をそのまま食してみると、皆眉間にしわを寄せながら、渋みを実感しました。この渋みが、乾燥させることによってどのように変化するか、とても楽しみです。
1いただいた柿 2ヘタ取りと皮むき 3 乾燥棚へ陳列
4乾燥前 5乾燥機で乾燥中 6乾燥後3分の1の大きさに
掬泉祭が開催されました ~当日編②~
10月22日(土)の一般公開では、来場された方に各クラスや文化部・研究部による展示やゲーム、有志によるステージ発表等をお楽しみいただきました。次回の開催は3年後を予定しています。ご来場、ありがとうございました。
クラス企画(生物生産科1年) クラス企画(生物生産科2年) クラス企画(生物生産科3年)
クラス企画(グリーンサイエンス科2年) 写真部・記念写真 ハーバリウム制作体験
普通科3年プラごみ大作戦 生徒会制作:花のトンネル 食品製造研究部・展示
微生物バイオ研究部・展示 閉会セレモニー(ステージ) 閉会セレモニー(参観生徒)
掬泉祭が開催されました ~当日編①~
10月22日(土)は掬泉祭の一般公開日でした。当日は新型コロナウィルス感染症対策のための入場制限にご協力をいただいた上で、800名以上の来場者がありました。
入場スタッフ 漫画研究部 ステージ発表(吹奏楽)
受付スタッフ 写真部 ステージ発表(ダンス)
受付表示(チケット制) クラス企画(普通科2年) クラス企画(食品科学科3年)
開会5分前 クラス企画(普通科1年) クラス企画(食品科学科3年)
掬泉祭が開催されました① ~準備風景編~
10月21日(金)と22日(土)に3年に1度の公開文化祭「掬泉祭」が開催されました。今回のテーマは「開花~秘めた想いを咲かせよう~」です。今年度は新型コロナウィルス感染症対策として、22日(土)の一般公開は、チケット発行による参観者の入場制限や午前と午後の入替を行ないながらの開催となりました。生徒たちは準備も楽しみながら、この行事に熱心に取り組みました。
グリーンサイエンス科 選択授業(農産物加工)ゴマの選別と乾燥
農産物加工の授業内実習において、9月上旬に収穫したゴマの選別作業を行いました。収穫後、ゴマのさやが乾燥し、弾けるのを待ち、本日の作業となりました。
ゴマの種子をさやから取り出し、ゴミなどを除去する作業はとても細かく、集中力を要しました。今後は、このゴマと事前に収穫した唐辛子、学校で栽培しているミカンの皮を使って、七味唐辛子を作る予定です。一つ一つの作業は細かく大変ですが、生徒達は種子から1つの製品を作り上げることの大変さと面白さを学んでいます。
①ゴマをさやから種子の取り出し ②取り出したゴマの種子 ③ゴマのゴミ除去作業
④ゴマのごみ除去作業 ⑤洗浄後、乾燥 ⑥選別等を終えたゴマの種子
グリーンサイエンス科3年(生物応用コース)課題研究中間発表会
グリーンサイエンス科3年(生物応用コース)において課題研究の中間発表会を行いました。各自が2年次に選定したテーマについて、3年次より研究を始め、4月~9月までの実験結果や栽培管理の様子、試作した食品のアンケート結果などをパワーポイントにまとめ、発表を行いました。緊張しながらも、自分の研究について説明を行い、質疑にも懸命に答えることができました。今後、3学期末に行われる最終発表会に向けて、各自が研究を進めていく予定です。
1 廃棄ジャガイモの活用について 2 バターナッツカボチャの活用について
3 学校周辺のドジョウの研究 4 里芋の研究
令和4年度第1回体験学習を行いました
9月17日(土)、中学生を対象とする第1回体験学習を本校で実施しました。当日は約160名の中学生がそれぞれの学科に分かれて授業を体験しました。係になった在校生は、受付や誘導、各授業でのアシスタントや講師として活躍しました。
第2回体験学習は11月5日(土)の予定です。
第2回マナーアップ運動を行いました
9月15日(木)県下一斉の第2回マナーアップ運動を行いました。当日は、あいにくの雨でしたが、大泉警察署ならびに群馬県交通警察モニター、PTA本部役員の方々にもご協力いただき、1年生の交通委員を中心に、登校時における交通安全やヘルメットの着用等を呼びかけました。
2学期が始まりました
8月29日(月)、2学期の始業式を行いました。新型コロナウィルス感染症の対策の一環として、オンラインのかたちで実施しました。生徒たちは教室で始業式に参加し、学校長からの「優しい言葉かけ」「おもいやり」を主題とした訓話を聞いて、2学期がスタートしました。
「NETSUGEN Challengers’ピッチ」に参加しました
8月22日(月)に、普通科2年生が6~7月に取り組んだ「学生向け起業機運醸成事業」の学習成果を群馬県庁32階にある官民共創スペース(通称NETSUGEN)で発表しました。この事業では学習の成果をビジネスプランにまとめます。本校からは代表として「できるが増えるmusic place」「勉強ができるようになりたい」の2つのビジネスプランが発表され、本校の他には尾瀬高校と高崎商業高校が発表をしました。
農業クラブ フラワーアレンジメント競技会への参加
7月27日(水)に群馬県立富岡実業高等学校において、群馬県学校農業クラブ連盟主催のフラワーアレンジメント競技会が行われました。県内の農業高校生が参加し、本校からは生物生産科の生徒2名が参加しました。大会内容はフリースタイルアレンジです。指定された花器、花材を使用して1時間以内で一つの作品を制作し、その後作品のテーマとコンセプトを決めるというものです。生徒たちは本大会の2ヶ月前から毎週2日間、放課後を活用して練習を重ねてきました。大会結果は入賞しませんでしたが、練習に励んできたこの2ヶ月間は、生徒たちにとって貴重な経験となりました。
消費生活セミナーを実施しました(3年)
7月19日(火)に群馬県・生活こども部消費生活課と大泉町消費生活センターから講師をお招きし、3年生を対象に消費生活セミナーを実施しました。今年4月から、成人年齢が18歳に引き下げられましたが、そのことに伴う契約上のトラブルが危惧されています。当日は、新型コロナウィルス感染症の予防の観点からオンラインで実施しました。当事者意識を高めるために、演劇部の生徒にもロールプレイに参加してもらい、有意義な時間となりました。
普通科の授業風景(2年、総合的な探究の時間;「学生向け起業機運醸成事業」)
普通科2年生の総合的な探究の時間の一環として、群馬県産業経済部が主催する「学生向け起業機運醸成事業」に6~7月にかけて取り組みました。この事業は将来の進路選択の一つに「起業家」があることを知るとともに、起業家に必要な課題発見能力やチームビルディングの能力を3回の授業を通じ、育てようとするものです。第1回は伊勢崎市で起業された〔株式会社Ay〕の社長・村上 采氏の講義を受講し、第2回でビジネスプランを検討、第3回でそれぞれの班で作成したビジネスプランを発表しました。