行事報告
生物生産科ガーデニングコース課題研究成果①
生物生産科ガーデニングコースの科目「課題研究」において、木材で作った六角ポットを使用したクリスマス用商品の開発や、コンクリートポットに多肉植物を植栽した新商品の開発を行いました。11月末のイベントでの販売を目標に、クリスマス商戦にあわせた商品レイアウトや販売ポップを検討、商品の売れ行きを数値化して市場調査にも挑戦しました。計画から販売までの一連の準備を計画的に実施し、イベントは大盛況。今年度はコンクリートポットを活用した植栽体験も行い、多くの方に学習内容をPRすることができました。
令和6年度生物生産科課題研究代表者発表会
1月29日(水)5・6時間目を使用して令和6年度生物生産科課題研究代表者発表会を開催しました。生物生産科では野菜・草花・作物・ガーデニングの4分野に専攻分けし、それぞれの分野に関連した研究活動を行います。この日は各分野の発表会で選ばれた3学年の代表者8組と園芸コース、ガーデニングコース、それぞれのコースで選出された2学年の代表者2組が今年度の課題研究の成果を発表しました。
「課題研究」は調査、計画、実行、検討、再挑戦を繰り返し、課題解決に向けた考え方と実践力を身につけるための授業です。代表者は研究成果を堂々と発表し、生物生産科長の永井先生からは「内容の濃い研究発表であった」と3年間の集大成を称える講評がありました。
予餞会を実施しました
2月7日(金)、校内で予餞会を実施しました。今年は21団体が参加し、ダンスやコント、歌・動画で会場を盛り上げました。どの企画も完成度が高く、3年生はもちろん、1・2年生も大きな歓声や拍手を送っていました。
①開会の挨拶をする校長先生 ②3年生の各クラス代表 ③今日を楽しみにしていた3年生
④生徒会企画 ⑤3年生の有志 ⑥元生徒会長からもメッセージ
⑦3年生の有志 ⑧運動部の有志 ⑨思いっきり楽しむ3年生
⑩2年生の有志
加工実習「キムチ」
グリーンサイエンス科3年生は地域資源活用の授業で自らが栽培した白菜で「キムチ」の加工実習を行いました。9月末に播種を行い、その後定植・栽培管理、年末には霜枯れを防ぐため外葉を縛り、寒さから守る作業もしました。
ただ栽培するだけでなく、加工まで通して学べるのはグリーンサイエンス科の特徴です。
①リンゴやショウガなどを調合 ②混ぜ合わせたヤンニョム(漬けタレ)
③塩漬けした白菜に一枚一枚塗る ④丁寧に塗ると早く味が染み込む
⑤全体に揉みこむ ⑥出来上がったキムチ
グリーンサイエンス科 課題研究発表会を実施しました
1月31日(金)、イオンモール太田にてグリーンサイエンス科3年生の課題研究発表会を行いました。午前中はポスター発表を行い、午後は研究優秀者によるスライド発表を行いました。
3年は2年次より供試材料の決定・テーマ決定などを行い、1年間かけて研究を重ねてきました。なかなか実験がうまくいかず、再実験や研究テーマの変更など様々なトラブルはありましたが、今日こうして最終の発表会を迎えることができました。保護者の方々も多数来場いただき、3年間の学習の成果を無事発表することができました。
①入場待ちをする来場者 ②生徒と来場者で開会式を実施 ③後輩たちに丁寧に説明する生徒
④真剣に聞く後輩たち ⑤積極的に質問の行われた ⑥研究優秀者によるスライド発表
食品科学科2年生 大泉高味噌の仕込み
食品科学科では、特別実習として2年生を対象に味噌の仕込みが始まりました。
1クラス2班に分かれて1週間ずつの計2週間、全ての工程を生徒の手作りで行います。生徒たちは楽しみながらも衛生管理に十分配慮しながら作業を行っています。
①米の洗浄 ②米の蒸煮 ③種付け ④麹切り返し
⑤大豆蒸煮 ⑥混合 ⑦味噌玉 ⑧樽詰め
大泉ユネスコ協会 世界遺産写真展 写真部出展
【イベント内容】
・1月26日(日)まで大泉町にある洋泉興業大泉町文化むら展示室で実施。入場料は無料。
・大泉高校は写真部員が沖縄の修学旅行で撮影した世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群内の首里城守礼の門」と校外撮影会で撮影した群馬県内の世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群内の田島弥平旧宅」の写真を展示。
世界の発酵食品について発表しました
グリーンサイエンス科1年生の「食品微生物」の授業において、『世界の発酵食品について』と題して発表会を行いました。
41名の生徒が、各々世界の発酵食品について調べ、スライドにまとめパワーポイント発表を行いました。各自、発酵食品の国名や原材料、どのような工程で作られるかなど写真やアニメーションを入れたスライドで発表し、質疑応答を行いました。
世界一臭い食品や、魚醤でも国によって原材料が違うなど、世界各国の発酵食品を知る良い機会となりました。
①視聴覚室での発表 ②マッサ:イタリア ③シュールストレミング:スウェーデン
④テンペ:インドネシア ⑤ホンオフェ:韓国 ⑥バルサミコ酢:イタリア
グリーンサイエンス科2年 総合実習「大根の加工~漬物たくあん~」
グリーンサイエンス科2年生の総合実習でたくあんの袋詰めを行いました。これは、6次産業化について学ぶ授業の一環で、生徒たちが自ら昨年9月に種を播き、除草などの管理を経て、12月に収穫・干し大根を作りをし、年末に麹や米ぬか・砂糖・塩とともに漬け込みました。3週間の漬け込みが終わり、たくあんを取り出しました。その後、真空包装し、ポップや食品表示ラベルを貼り、グラムごとの価格決定を行ました。
生徒たちは、大根1本を生で販売する価格と加工して販売するのでは付加価値により大きな違いがあることに気づくことができました。
①樽出ししたたくあん ②袋に入るサイズにカット ③真空用の袋に入れる
④真空器で真空・接着 ⑤ラベルの貼り付け ⑥様々なPOPデザイン
グリーンサイエンス科1年生 総合実習「GMY培地の調整」
グリーンサイエンス科1年生物応用コースの総合実習で、「キノコ用GMY培地の調整」を行いました。この実験からコースごとの実習になり、今まで以上に専門分野の学習に取り組んでいきます。今回作成した培地は、来週ブナシメジの子実体分離の実験に使用します。メスやクリーンベンチを使った実験に生徒たちも楽しみなようです。
①使用した酵母などの薬品 ②試薬の計量 ③協力して実験に取り組む生徒
④試薬の調合作業 ⑤メスアップ作業 ⑥各自が実験の準備も行う