行事報告

生物生産科ガーデニングコース課題研究成果⑥

 生物生産科ガーデニングコースでは今年度から2学年でも科目「課題研究」の授業が始まりました。科目「課題研究」は調査、計画、実行、検討、再挑戦を繰り返し、課題解決に向けた考え方と実践力を身につけるための授業です。2学年の生徒は「地域貢献」と「景観美化」をメインテーマに、大泉町いずみ緑道公園の植栽活動や校内のデッドスペースや老朽化した場所を選定して、いくつかのチームに分かれて協力しながら課題解決の方法を学んでいます。

    

  ①計画を立てチームで協力      ②地域の公園に1万鉢の花を植栽    ③学んだ技術で校内美化を目指す

生物生産科ガーデニングコース課題研究成果⑤

 生物生産科ガーデニングコースが使用している造園実習室前には過去、授業で生徒達が施工した庭園があります。現在はブロックが崩れ、竹垣が古くなり、植栽も通行の妨げになっています。そこで科目「課題研究」において、この庭園を施工し直し、より活用性の高いウッドデッキとウッドフェンスを施工して、通路もインターロッキングブロックで舗装しました。フラワー装飾やLEDライトの施工も行い、実用性の向上や通路拡大と安全性の確保、景観美化を実現することができました。

    

 ①過去の作品が問題となっていた   ②様々な施工アイデアを考案     ③改善されてデザイン性も向上 

生物生産科ガーデニングコース課題研究成果④

 生物生産科ガーデニングコースでは授業の一環として校内の整備・美化にも取り組んでいます。今年度は科目「課題研究」において、デッドスペースを活用したウッドウォールの施工を行いました。元々花壇として活用していた場所に今後ウッドデッキを作成して景観の向上を図る計画です。今年度はウッドウォールを施工したことによって老朽化した旧豚舎を隠し景観の美化を図ることができました。来年度以降はウッドデッキを施工して、より実用性の高いものに改善する予定です。

      

 ①施工前の花壇           ②ポイントを確認しながら施工   ③完成したウッドウォール

生物生産科ガーデニングコース課題研究成果③

 生物生産科ガーデニングコースでは校内における整備必要箇所の改善にも取り組んでいます。今年度は科目「課題研究」において、デッドスペースを活用したレイズベッドの施工を行いました。数十年前の先輩達が施工した橋や使われていない花壇を解体し、広く使用できるスペースに改善。一昨年前に先輩方が施工したものと全く同じものを再現し、合計2基のレイズベッドができあがりました。昨年の施工課題を参考にして施工作業を効率化、より活用性の高い形に作り替えることができました。

    

 ①活用しにくいデッドスペース   ② ポイントを明確にして効率化   ③完成したレイズベッド

生物生産科ガーデニングコース課題研究成果②

 生物生産科ガーデニングコースの3年生が科目「課題研究」においてデッドスペースを活用した駐車場の施工を行いました。雑草が生い茂り、砂利や瓦礫で掘削しづらい状態のデッドスペースを整備、校内の課題である駐車スペースの確保を目的に3台分の駐車場を施工しました。地盤の高さ合わせなど難しい点も多々ありましたが、廃棄される予定のインターロッキングブロックや生活排水などを処理する際に発生する焼却灰を再利用することにより約11万円のコストダウンを実現しました。

    

 ①荒れたデッドスペース      ②施工途中、様々な課題が発生     ③3台分の駐車スペースを確保