カテゴリ:普通科

1学期の授業の復習 世界史A(3年・普通科)

7月6・7・9日にイスラム文化圏の歴史という単元で、20世紀以降の中東情勢について、KP法によるグループワークを行いました。KP法とはK=紙芝居、P=プレゼンテーションの略で、今回は国ごとに4名1グループを作り、20世紀以降の中東情勢について、5枚のスライドにまとめ、発表するという授業となります。生徒たちは20世紀以降ということで教科書への記述が少ないため、昨年度末に生徒一人一人に貸与されることになった学習PCで各国の様子を調べ、発表時間や分かりやすさを考えて、グループワークにより膨大な情報を精査していました。生徒たちは、現在進行中の政情不安について驚きながらも、平和な世界を実現するために何が必要かを考える貴重な機会を得ることができたと考えています。

   

1学期の授業の復習 総合的な探究の時間(3年・普通科)

7月13日に関東学園大学・経済学部教授の 並河 仁 先生を講師に招いて、「AI時代の有権者に求められること」をテーマに出張講義を実施しました。生徒たちはこれまで主権者教育として、大泉町の都市計画プランを検討したり、財務省の財政教育プログラムにより国家財政を検討するなどの取り組みを行ってきました。今回の授業では並河先生にAIの特質についてご説明いただき、AIにどのように主権者として向き合うかということについて、ご指摘をいただきました。生徒たちは今後、この授業のご指摘を踏まえながらAIやSDGsをテーマに研究レポートを作成していきます。

      

「財政教育プログラム」(2年生普通科;総合的な学習の時間」)

131日、財務省前橋財務事務所の方を講師に招き、2年生普通科の生徒35名が「財政教育プログラム」に参加しました。この授業は「タブレット端末を利用し、それぞれが考えた政策に基づいて国家予算を編成する」ことを通じて、日本の財政の現状と課題を認識することを目的にしています。生徒たちはこれまで主権者教育や租税教育を通じて、地域社会が抱える課題を発見・解決するための学習を積み重ねてきましたが、今回の授業で、『「話し合う」ことで「未来が変わる」』ことを学習しました。未来の担い手にふさわしい力が身につけられるよう、このような授業を積み重ねていきたいと思います。
  
 
 

「財政教育プログラム」(1年生普通科;総合的な探究の時間」)

131日、財務省前橋財務事務所の方を講師に招き、1年生普通科の生徒40名が「日本の財政」に関する授業を受けました。生徒たちは先週まで、「税の集め方」を通じて【租税の在り方】を考える学習に取り組みましたが、今日の授業では「税の使われ方」に関する学習を行い、【社会の在り方】について考えました。生徒たちは今後、今回の授業を踏まえながら【社会の担い手】になるための主権者教育に関する学習活動に本格的に取り組んでいくことになります。
  

租税教室(1年普通科、「総合的な探究の時間」)

1月17日と24日の2週にわたり、1年生普通科では租税教育を実施しました。17日は「橋の建設費用を住民がいかに負担するか」というグループワークを行い、【税の三原則】の視点から考察をした上で、24日には青田多恵乃税理士を社会人講師としてお招きし、【累進課税】【控除】といった税の公平性を担保する諸制度や、昨年10月に税率改定が行われた【消費税】について、現物を交えながら解説をいただきました。

本校は昨年11月に、館林税務署長より租税教育推進校として表彰されました。次週は前橋財務事務所の方をお招きし、日本の財政の現状や課題について講義をいただく予定です。税を窓口に、社会参画の在り方を考える授業を進めています。      

上級学校見学(2年普通科、「総合的な学習の時間」)

1月23日、2年普通科生徒38名が「総合的な学習の時間」の一環として、上級学校見学に参加しました。午前中は高崎健康福祉大学で、社会福祉学科准教授の石坂公俊先生の模擬授業を受講し、理学療法学科の施設見学を行いました。午後は育英短期大学で施設見学と保育学科講師の新井祥文先生の模擬授業を体験しました。

進路決定を間近に控えた2年生にとって、大学の学びに触れることはこれからの進学先の決定や、本校在学中の「学びの在り方」を振り返る貴重な機会となりました。
      

未来から過去までを旅する(総合的な探究の時間、1年生普通科)

 1月16日、1年生普通科の生徒40名が「総合的な探究の時間」として高崎商科大学と、群馬県立歴史博物館での校外学習に参加しました。
 高崎商科大学では学校概要の説明や施設見学の後、前田拓生教授のご指導のもと、SDGsのワークショップを体験しました。SDGsとは2016年に国連サミットで採択された2030年までに解決すべき17の課題のことで、今回はカードゲームの形式で楽しみながら未来に向けて取り組むべき課題を考えることができました。また、歴史博物館では常設展を中心に解説員の方のガイドにより、収蔵物の来歴と文化財の保護について説明をいただきました。
 今回の校外学習は「未来」と「過去」の学習を通じ、「現在」を考えるというテーマの学習活動となりました。生徒たちにとって、「なぜ学ぶのか」「何をすべきなのか」を問う、有意義な時間となりました。

       


「社会に開かれた教育課程」を考える②(普通科2年;総合学習)

1223日、大泉町議会事務局が主催する「議会と町民のつどい」に普通科2年生37名が参加しました。生徒たちは『(仮称)第二期 大泉町総合戦略』を「総合的な学習の時間」のなかで検討したうえで、この行事に参加しています。令和4年度から実施される新しい教育課程では「社会と連携・協働しながら未来の創り手となるために必要な資質と能力を育む」ことが求められていますが、普通科の2年生たちは「総合的な学習の時間」のなかで、租税教育や主権者教育といった社会への責任のなる関わり方について学んできました。この行事に参加させていただき、まちづくりの現場を目の当たりにすることで、生徒たちの学びはさらに深くなったと考えています。

「社会に開かれた教育課程」を考える①(普通科2年;日本史B)

1125日、普通科2年の日本史選択者12名を引率し、小泉神社で校外学習を行いました。当日は神社の本殿にて、神主の井上様より神社の沿革や祭神、建築物等について解説をいただきました。高等学校では令和4年度から新しい教育課程に移行しますが、そこでは「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」という、学びに向かう力・人間性を育てることが求められています。今回、生徒たちは身近な文化財に直接触れることを通じ、文化を継承することの大切さについて考える機会をいただきました。これからも学校の学びと社会をつなぐ授業に取り組んでいきたいと思います。

働くとは①(1年 総合的な探究の時間)

1213日、1年生の総合的な探究の時間として(有)グローリーハイグレイスの相京 恵社長を講師とする出張講義を行いました。この授業は、群馬県商政課の「創業者創出セミナー」の一環として行われたもので、相京社長からは起業に至るまでの経緯、異なる文化的の背景をもつ人たちとどのように協働するか、チャレンジすることの大切さなどについて、具体的にお話いただきました。生徒からは「経験から得たスキルや何ができるかという、自分の武器を作りたいと思った」などの感想が寄せられました。