校長室より
(校長室より)お笑いジャーナリスト「たかまつなな」さん(11/24)
お笑いジャーナリスト「たかまつなな」さんが、11月3付朝日新聞に紹介されています。
たかまつななさんは、横浜市にある中高一貫のフェリス女学院中学校・高等学校を卒業し、慶応大学総合政策学部に進学、その後、サンミュージックプロダクションに所属し、お笑い芸人になります。2016年に慶応大学を卒業後、NHKにディレクター職で入局、本年退局し、お笑い界の「池上彰」を目指すことにしたそうです。たかまつさんは、子どもたちや若者たちに、「お笑い」で社会問題を伝えようとしています。
たかまつさんが、中2の時、爆笑問題の太田光さんと思想家・人類学者の中沢新一さんの対談「憲法九条を世界遺産に」という本と出会いました。自分が思っていた憲法とまったく違う視点で書かれていたことに感動して、「お笑い」というのもありだと考え、中3の時、新宿区の「新宿ちびっこ漫才グランプリ」に出場、その後「ハイスクールマンザイ」に高校3年間出場し続けたそうです。
現在、たかまつさんは、時事ユーチューバーとして活躍しています。【たかまつななチャンネル】(YouTube)が最近取り扱っている題材は、「アメリカ大統領選、ついに決着」「アメリカの若者のリアル」「石破茂氏との対談」「野田聖子氏との対談」「いじめ認知した学校、過去最多」などのニュースやレポートです。
たかまつさんは、中学生の時から、政治や社会の問題を、同世代や若者たちに伝えたいと考えていました。NHKを退局したのも、自分で番組を作ることができるまで、あと何年かかるかわからない、と考えたからだそうです。これから若い世代と社会を変えていこうとしている、たかまつななさんに注目していこうと思います。