校長室より
「AO入試、推薦入試」(4/26)
文部科学省の調査によると、2019年度の入学者を選抜する国公立大入試で、書類審査や面接などで受験生を多面的に評価するAO(アドミッションオフィス)入試と推薦入試を行う大学がともに過去最多になりました。
国公立大172大学603学部のうち、AO入試を実施する大学は88大学260学部。国立が69.5%、公立で35.4%です。推薦入試は165大学479学部で、国公立の95.9%です。
私立大学数は約600ですが、そのうちAO入試を実施する大学は約80%、公募制推薦入試および指定校推薦入試を実施する大学はともに約90%です。
AO入試・推薦入試とも大学側が受験生に求めるのは、知識だけでなく、知識を使う思考力、判断力や表現力があるかどうか、さらに学習意欲をもち、さまざまな課題に対して、多様な人々と協働する能力があるかどうかも見極めようとしています。
本校においても進学希望者は多数います。そして3年次にAO入試や推薦入試にチャレンジします。論文作成能力やプレゼンテーション能力はもちろんのこと、高校3年間で何を学んだのか、どのような力がついたのかが問われます。各種検定の資格取得をはじめ、授業や部活動でどのような力を身につけるのか、明確な目標をもって、毎日の学習に取り組んでほしいと思います。