校長室より

(校長室より)  「モーニングノート」(10/5)

みなさんは、日記というものをつけたことがあるでしょうか。私も昔、毎日食べたものを記録したり、運動内容を記録したりしたことがありますが、長くは続きませんでした。そして、先週から、「モーニングノート」というものを書き始めました。これは、「日記」とは別のものです。

「いくつになっても【ずっとやりたかったこと】をやりなさい」ジュリアキャメロン著(サンマーク出版)という本を読みました。この本には4つのツールが示してあり、①モーニングノートを書く、②週1回、楽しいことを探すために新鮮な体験をする、③週2回、何も持たずウォーキングをする、④週1回、自分自身の過去について敬意をもって振り返ってみる、ということを推奨しています。この中の①を、私もやってみました。

日記というと、その日の出来事を記録する、といった内容になりがちですが、この「モーニングノート」は、毎朝A4のノートに手書きで書く、というルールがあります。1日は始まっていないので、とにかく考えたことを何でも書いてみる、ということです。今日何をするか、何をしたいか、本当にやりたいことをやっているか等々です。自分に対して正直に考えたことを記述していきます。あくまで自分自身を見つめるために書くので、誰にも見せる必要はありません。自分に正直に、自分の考えを記述するだけです。

 

 今年の高校3年生は、10月16日から就職試験が始まります。大学や専門学校のAO入試や推薦入試はすでに始まっています。将来の進路が着々と決定していくと思われますが、みなさんの本当にやりたいことは何でしょうか。このことは、高校生だけでなく、我々大人も、時々自分自身を振り返って考えてみることが大切だと思います。