2019年4月の記事一覧

「実用英語技能検定試験」(4/22)

文部科学省は、4月16日、公立中学・高校に通う生徒の英語力を見た2018年度の英語教育実施状況調査結果を公表しました。群馬県で、「英検3級程度以上」の力がある中3の割合は40.9%で、全国平均42.6%を下回りました(福井県61.2%)。また「英検準2級程度以上」の力がある高3の割合は、本県で40.3%、全国平均40.2%と同水準だったのとことです(福井県56.0%)。この調査はすべての生徒が英検を受検しているわけではなく、学校の成績などを基に教員の裁量で、中3で18.7%、高3で19.7%の生徒が「相当する力がある」と判断されています。

今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が18日、国公私立の小中学校約3万校で行われ、小6・中3、合計約212万人が参加しました。中3生に今回初めて実施した英語のテストでは、「聞く・読む・書く・話す」の4技能を問い、自分の考えを英文で書かせるなど表現力を重視した出題がありました。また話す問題では、①あなたの将来の夢、または、将来やってみたいこと。②その実現のために頑張っていること、やるべきこと。この①について自分の考えを30秒で話す(考える時間1分)というものがありました。書く・話すなど、実用性を重視した英語力を身につけることが必要とされています。

全国の多くの高校生が、英語検定試験をはじめ、様々な資格・検定試験に挑戦しています。本校においても全生徒が資格・検定試験に挑戦しています。多くの生徒がさらなるレベルアップを目指して上級試験に挑戦してほしいと思います。