2019年4月の記事一覧

平成31年4月15日  「令和」

4月1日、午前11時40分、菅官房長官が新元号「令和」を発表し、午後0時5分、首相が記者会見で談話を発表しました。首相は新元号について「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている。」「一人ひとりの日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした願いを込めた。」と説明しました。これは、平成14年に発表されたSMAPの曲「世界にひとつだけの花」の歌詞を参考にして述べたとのことです。我々教育に携わる大人たちも、この気持ちを胸にこどもたちを導いていきたいと思います。

4月9日、本校で入学式が挙行されました。式辞の中で、3月21日に大リーグのマリナーズを引退したイチロー選手の話をしました。イチロー選手は、その時の引退会見で、子ども達へのメッセージを話しています。その一部を紹介します。

「自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければ、それに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早くみつけてほしいと思います。それが見つかれば、自分の前にたちはだかる壁にも、向かっていくことができると思います。」

 イチロー選手は徹底した努力の人と言われます。自分の目標がみつかれば、それに向かって努力することができます。そして自分を成長へと導いてくれます。生徒たちが、目標をもった仲間とともに切磋琢磨して、心と体を鍛え、新しい「令和」時代に、活躍できる力を身に付けてほしいと思います。