グリーンサイエンス科2年(生物応用コース)バイオリアクターによるアルコール発酵実験

 2年生が生物応用学の授業でバイオリアクターによるアルコール発酵実験を行いました。バイオリアクターとは固定化した酵素と水溶液を用いて、何度も発酵反応を行うことができるように工夫された装置のことをいいます。今回はパン酵母であるドライイーストをアルギン酸ナトリウムで固定化し、水溶液としてオレンジジュースやブドウジュース・リンゴジュースを用いてアルコール発酵(二酸化炭素を発生)実験を行いました。

 ジュースの種類や液体の温度によって発酵速度や、二酸化炭素発生量が異なることが分かり、とても興味深い実験を行うことができました。

  

 1ドライイーストを固定化    2固定化した酵母を水で洗浄     3酵母を実験器具に充填

 

 4実験器具にジュースを充填    5発酵中の様子を観察