校歌

大泉高等学校校歌

東毛三郡 真中に立ちて  集いし子等の意気いや高く

校風さやか この学びやに 富源の泉 掬ぶは我等


自由の光 無窮に照りて  赤城の山の 巌と堅く

天にそそりて尽きせぬ誠  正義の泉 掬ぶは我等


見よや剛毅の 血筋流れて 漲るちから 大利根清く

地を潤して 久遠に恵む  文化の泉 掬ぶは我等

 

東毛三郡(とうもうさんぐん):群馬の東地区にある「新田郡」・「邑楽郡」・「山田郡」のこと                   
意気(いき):気立て,心持ち,意気込み,気概 

さやかはっきりしている様子  ※古語では、目にはっきり・耳に澄んだ音・明るい

富源(ふげん):富の生じるみなもと

掬ぶ(むすぶ):水などを両手を使ってすくう(掬する)  掬泉祭(文化祭)はここから命名
(いわお):堅くて大きな岩石
(まこと):うそやいつわりでないこと,真実,誠意
剛毅(ごうき):意志が強くて物事にくじけないこと
血すじ(ちすじ):血統,血続き,血縁関係,血液のめぐる筋道
みなぎる水などがいっぱいに満ちあふれる,広がってあふれるほどいっぱいになる
潤して(うるおして):水分を含むこと,恵み,もうけ,精神生活を豊かに楽しくすること
久遠(くおん):久しく続いてきわまりないこと,永遠

 

 天と地の間で

東毛三郡 真中に立ちて

桐生・太田・邑楽地区の中心校として設立された

集いし子等の意気いや高く

ここ、中央に集まってきた生徒たちの意気込みはますます盛んで
校風さやか この学びやに

学校の雰囲気は澄み渡り明るい。そして校舎に吹き渡る風はすがすがしい。この学びの場で、
富源の泉 掬ぶは我等

価値あるものが湧き出る泉の水をすくっては飲み、自分の中に蓄えていくのは私たち大泉高校生なのだ。

 
 光はそそがれ、山はそびえる

自由の光 無窮に照りて

自由の光は天から私たちに無限に降り注ぐ。私たちには、生涯自由に人生を選ぶ権利がある。

赤城の山の 巌と堅く

赤城山はどっしりとそびえていて、揺るぎない。

天にそそりて尽きせぬ誠

天に向かう山のように、堂々と、どこまでも誠実でいるということの大切さ。

正義の泉 掬ぶは我等

そんな滅びることのない正義の泉をすくっては飲み、悪に屈せずに自由の精神を守り、誠実を貫いて正しい道を歩き続けるのは、私たち大泉高校生なのだ。

 
 川は流れ、文化はつづく

見よや剛毅の 血筋流れて

見て!くじけない強さは大泉に学ぶ者の伝統。その先輩から受け継いだ血筋は、

漲るちから 大利根清く

利根川が力強く絶え間なく、そして清らかに流れるように、私たちの心身を流れ、この身を力で満たす。

地を潤して 久遠に恵む

利根川は大地を育み、実りをもたらす。その川のように、長きにわたって流れ続ける大泉高校の学問の精神は、私たちの心をいつまでも豊かにしてくれる。

文化の泉 掬ぶは我等

先輩から、そして遠い祖先から、受け継いだ文化の泉をすくっては飲み、人生を豊かにし、次の世代に伝えていくのは、私たち大泉高校生なのだ。